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季節の図鑑より


「ドールハウスは、16世紀にヨーロッパで始まりました。貴族の贅沢な趣味として作らせたり、子供の教育の為に大切に扱われました。

日本では雛道具として祝い事に作られました。1924年ごろ、1フィートをインチに換算して制作された事から、以降12分の1で制作される事に統一されました。呼び名もドールハウスとされていますが、これは米語で実際の発音は、ドールズハウスになります。日本では通常ハウスの中には人形は入りませんが、あたかも、そこに人がいたようにストーリを描いて作るのがドールハウスです。」

さて、こちらで展示されたドールハウスは、小学館より依頼され、現代の子供達に日本の行事を伝える事を目的とし制作されました。「きせつの図鑑」では、行事を通じことわざやならわしなど様々なことが紹介されています。6月のドールハウスは衣替え、8月のドールハウスはお盆がテーマになっています。今回は一つのハウスを一人の作家が制作したのではなく、得意分野を分散して作家達が制作いたしました。6月のアジサイの葉の上にでんでん虫がくっついているのが分かりますか。(アジサイの台は撮影上の視野に入らないので、植え込みをしていません)この様なハウス1台を一人の作家が制作すると、ほぼ1年は掛かります。どうぞ、大切にお手を触れずにご覧ください。皆さんに楽しんでいただければ幸に存じます。

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